コーヒー豆

グアテマラのコーヒー豆

 

コロンビアの品質低下に伴い、中米で最も品質の安定しているグアテマラは極めて重要な位置を占めています。

 

産地はアンティグアが有名ですが、大きくは7つの産地に区分され、それぞれのキャラクター(香味の個性)が表れやすい国です。

 

ここ数年ANACAFE(アナカフェ:グアテマラコーヒー協会)の規準は、スペシャルティコーヒーの普及に力を入れ、

 

高品質コーヒーの生産への拍車がかかりSHB (Strictly hard bean:標高1,400m以上で栽培された最上質のもの)の生産比率が上がっています。

 

伝統的に農園が多く、トレサビリティが明確になりやすいため、スペシャルティコーヒーマーケットにとって重要な産地になっています。

 

ここ数年価格が上昇し、スペシャルティコーヒーの価格の先導を担ってきています。

 

著名な農園は、スターバックスを始めピーツコーヒー、シアトルズベストなど、米国の草狩り場の状況を呈しています。

 

日本のマーケットは、グアテマラのシングルエステート(単一農園の豆)を消費する力はまだ弱いといえます。

 

産地を視察すると分かりますが、価格の高い農園はすでに米国およびヨーロッパのロースター(焙煎業者)やトレーダー(商社)とのパートナーシップが進行しています。

 

輸出規格

 

ANACAFEのグレーディングで、標高が規準になっています。

 

SHB(Strictly hard bean)標高1400m以上
HB(Hard bean) 標高1200〜1400m
SH(Semi-Hard bean) 標高1100〜1200m
EPW(Extra prime washed)標高900〜1100m
PW (Prime washed)標高600〜900m

 

 

品種

 

ブルボン種、カツーラ種、カツアイ種、バカス種、 バカマラ種などです。

 

香味

 

グアテマラは産地による香味の個性が強く出る国で、農園による作り方も異なり、香味は多様です。

 

ワインでいえばブルゴーニュのようなテロワールの世界があるといえます。

 

しかし、残念ながら7つのエリアの香味を判別するのは現時点では困難です。

 

ここ数年やっと産地ごとの農園のコーヒーを飲む歴史がスタートしたばかりだからです。

 

グアテマラを理解するポイントは、やはりアンティグアという産地を基準に考えるのが良いと思います。

 

アンティグアにはきれいでしっかりした酸、他の産地に多くは見られない明確なボディ(コク) があります。

 

チョコレートのような濃厚さも垣間見ることができます。

 

ウエウエテナンゴやアテイトウランなどの産地とボディをくらべれば理解できます。

 

ウエウエテナンゴは、一般的には、やわらかな香味ですがエルインフェルノ農園のように香りが高い素晴らしい農園も多くあります。

 

コパンという産地は雨が多く、個性的な香味を生み出す可能性があります。一般的には濃縮感を感じます。

 

特徴

 

初期のスペシャルティコーヒーマーケッ トの発展に大きく寄与し、中米を代表する産地。

 

中でも標高の高い産地では、酸・コクが豊かなコーヒーが収穫できる。

 

POINT

 

原産地のグアテマラは、国土の70%が山岳地帯。

 

果実のような強い酸味が特徴ではあるが、苦味とのバランスがうまくとれています。華やかで甘い香りが楽しめます!