ハワイ

ハワイのコーヒー豆

 

ハワイ島、カウアイ島などでコーヒーは栽培されていますが、

 

ハワイ島のコナ地区の標高が600mと高く、ティピカ種の産地です。

 

海洋性気候で、中米の1,200mの気象条件に近いといえます。

 

コナは平地にくらべ涼しく、午後は曇ることが多いのでシェードツリーを必要としません。

 

平地は、雨が少なく、山は雨が多いのも特徴です。

 

ハワイの輸出規格が厳しいので、生産者は品質に気を使います。

 

一番の問題は水分値で9〜2%を超えると輸出できません。

 

山は雨量が多く、湿度が70%(晴れでも65%)あるので、放っておくと水分値を超えてしまいます。

 

エアコンや除湿器を使ってパーティメントを保管している農家も多く見られます。

 

サンドライ(天日乾燥)もハワイで は10〜14日かかり、大手農園や精製工場は、

 

1日天日で、後はドライヤー(機械乾燥)を使うことが当たり前になりつつあり、

 

100%のサンドライは、かなり少なくなっています。

 

ハワイコナの産地はHOLUALOA(ホルアロア)、CAPTAINCOOK(キャプテンクック),、

 

HONAUNAU (ホナウナウ)の3地区です。

 

小さな農家はチェリーを売ることが多く、大きな農園や精製工場がピックアップしてくれます。

 

また、国道沿いにはチェリーのピックアップステーションもあり、

 

そこに持ち込めるシステムも完備しています。

 

ハワイは、固定資産税、水、人件費が高く、豆の価格はブルーマウンテンに次いで非常に高いといえます。

 

中でも主な理由はピッカー(果実を摘む人)の人件費です。

 

輸出規格

 

スクリーンサイズと欠点数で決まります。

 

ハワ イのグレードは、エクストラファンシー、ファンシ一、No.1の順番です。

 

エクストラファンシーは特別で、現地でもあまり売られていません。

 

アメリカ人はピーベリー(小粒の丸豆)が好きで、これはエクストラファンシーと同じグレードで扱われます。

 

価格の高い理由が、ブルーマウンテンと異なり明確であり、

 

かつ品質規準と香味も素晴らしく、スぺシャルティコーヒーとしての資格を充分に備えています。

 

 

Extra Fancy スクリーン19(7.5mm)
Fancy     スクリーン18(7mm)
No.1      スクリーン17(6.75mm)
PB (ピーベリー)

 

 

品種

 

ティピカ種が中心で、大粒です。

 

スクリーン19以上も多いのが特徴です。

 

ここ2〜3年、収量が多いからと単純にカツアイ種を植える農家も出始め、品質の劣化が懸念されます。

 

香味

 

見事なブルーグリーンの生豆を生産しています。

 

ハワイコナの香味にはさまざまなニュアンスがあります。

 

ヒノキのような木の香り、柑橘系のさわやかな香り、

 

草の甘い香りなどがあり、それらと相まって上品な柑橘系の酸味を感じさせます。

 

有機肥料との併用も進み、きつい酸味は減少しました。

 

コクはそれほど強くなく、フレンチにすると味は崩れます。

 

ここ数年現地ではローストが深くなりつつあり、行き過ぎたローストが目立ちます。

 

適正ローストはハイからシティ程度まででしょう。

 

サンドライで、乾燥日数がかかるため、他の産地の豆にくらべ、

 

経時変化が少なく、グリーンが保たれ1年を通して楽しめる稀な豆でもあります。

 

特徴

 

栽培されている品種はほぼティピカで、

 

コナ地区のみで栽培される「コナコーヒ -」が最も有名。苦味が少なく甘い香りと柑橘系の果実の酸が人気。

 

POINT

 

ハワイの南西部コナ地区でのみ栽培され、栽培量が少ないため高価な値がつきます。

 

日本でも土産として人気が高い定番コーヒーですね!甘い香りと苦味が少なくマイルドな酸味が特徴です。