ブラジル

ブラジルのコーヒー豆

 

世界最大の生産量を誇り、それゆえ従来からブレンド用、増量用という概念でくくられていましたが、

 

スペシャルティコーヒーの概念とともにプラジル特有の香味の追求がされるようになり、

 

トレサビリティ(生産履歴・原産地表示)が重要になってきています。

 

精製方法および品種の多様化が目立ち、過去の平凡な豆という概念は通用しなくなってきました。

 

きちんと自己主張した、優れた豆が生産されるようになりつつあります。

 

これまで多かった精製方法であるナチュラルは、未熟豆などの混入が多く見られ、

 

スペシャルティコーヒーのマーケットでは敬遠されていますが、

 

新しい精製方法としてセミウォッシュトやパルプド ナチュラルの精製が少しずつ増加しています。

 

2000年までは、ほぼ単一農園での輸入はありませんでした。

 

広大な範囲内における複数の農園の豆がブレンドされた香味で認識されていたにすぎません。

 

つまりは、取引価格でブレンドされた豆の 流通しかなく、産地で香味を厳密に理解することはできませんでしたo

 

輸出規格

 

生豆300g中の欠点数で、No.2(No.2が最上で、No.1はありません)から、

 

No.3、No.4と順々にグレードが下がっていきます。

 

さらにはこの規格に、スクリーンサイズや、カップの基準などが組み合わされ、規格が決まります。

 

しかし、これらの基準は、ナチュラルの豆を前提としていたため、

 

セミウオッシュトが前提となるスペシャルティコーヒー には対応できなくなりつつあり、

 

各産地やエクスポーター(輸出業者)で、新しい基準の模索がなされています。

 

スペシャルティコーヒーのマーケットでは、ブラジルNo.2というような表示は、

 

最低限の基準でしかなく、どこの地域もしくは農園の豆で、どのような精製方法で作られ、

 

どのような香味なのかということが問われ、従来の輸出規格の概念では通用しませんo

 

品種

 

ブルボン種が基本ですが、少なくなっています。多様な品種があり、

 

ムンドノーボ種、カツーラ種, カツアイ種などです。

 

ブルボンとカツアイには黄色く完熟するイエロー系の品種もあります。

 

香味

 

スペシャルティグレードは、柔らかな口当たり、 濃厚に凝縮したコクが特徴です。

 

中米などの高地産のような酸はなく、それらのコーヒーとの組み合わせで、

 

多様な香味を生み出す可能性があります。

 

舌にざらつく感覚や濁りの感覚のあるものが多くを占め、トップグレードの比率は少ないでしょう。

 

昔からよくいわれた「中性の香味」は並品を指すのでしょう。

 

あまりの広大なエリアで、品種、精製方法が異なりますので、

 

スペシャルティコーヒーの香味については、全体像をつかむにはもう少し時間がかかりそうです。

 

特徴

 

生産、輸出量ともに世界一位。

 

多くの産地は中米より標高が低いため、全体的に酸が少ない。アラビカ種の主な産地は国土の南東部。

 

POINT

 

ミナスジェライス州が最大の産地です。大半の豆は非水洗式で作られています。

 

酸が少なく、ナッツのような 風味の豆が多いです!