コスタリカ

コスタリカのコーヒー豆

 

コスタリカのコーヒーは大まかには、米国に約60%、ヨーロッパに約30%、

 

日本に約8%、韓国に少量が輸出されています。

 

首都のサンホセは車社会で、中米では一番豊かで安全といわれています。

 

農園の多くがサンホセから車で2〜4時間で行ける距離にあります。

 

国内人件費が他の中米の国より高く、価格がグアテマラを除く他の中米より高めで、

 

日本マーケッ トでのスペシャルティコーヒーの消費は少ない状態です。

 

7つの大きな産地がありますが、それぞれ小農家が多く、農協組織を形成しています。

 

農協はミル(精製工場を持ち、スペシャルティコーヒーのブ ランドを持っています。

 

各産地に単一農園もありますが、少なく限定されています。

 

精製方法がセミウォッシュトであることも特徴で、乾燥もサンドライ (天日乾燥)とドライヤー(機械乾燥)の併用が大部分です。

 

ウオ ッシュトで水の使用を制限した、環境に配慮された精製が多く、

 

排水の浄化池の設備がきちんとしているミルも多くあります。

 

産地

 

ICAFE(イカフェ:コスタリカコーヒー機関)の区分している7つの主な産地は次の通りです。

 

 

・TARRAZU(タラス)     -1,200〜1,700 mくらいで標高が高い
・OROSI (オロシ)       -小さなエリア
・TRES RIOS(トレスリオス) -首都のサンホセに近くダウンタウン化が進んでいる
・WEST VALLEY(ウエストバレー)
・CENTRAL VALLEY(セントラルバレー)
・TURRIALBA(トリアルパ)
・BRUNCA (ブルンカ)    -標高が低いエリアでHBが主流

 

 

輸出規格

 

標高、生産地、スクリーンサイズなどで等級が決められます。

 

多様な区分の仕方があり、産地に精通していないと分かりにくいといえます。

 

大分類 (Types of Coffee)としては、標高や大まかな地域などで区分されます。

 

収穫期も異なります。

 

 

SHB(Strictly hard bean)大平洋側が多い/1〜3月
HB(Hard bean)      標高が低め/7〜1月
GA(Atlantic Growns)  大西洋側のエリア/6〜1月
P(Pacific)         大平洋側の北部エリア/7〜11月

 

 

生豆の選別でヨーロピアンプリパレーション(人の手が加わった選別)、

 

アメリカンプリパレーション(機械だけの選別)の区分もあります。

 

ヨーロピアンの方が、スクリーンサイズが整い、欠点も少ない規準となっています。

 

品種

 

カツーラ種、カツアイ種が大部分となります。

 

標高の高い産地はカツーラ種を、低い産地はカツアイ種を主に植えます 。

 

香味

 

大まかな香味としては、標高の高いエリアは、ボディ (コク)があり、レモンのようなきちんとした酸があります。

 

しかし標高が低くなるにつれ、酸が弱くなり、味が平坦になります。

 

産地でみると、大まかにはタラスはきちんとした骨格があり、

 

トレスリオスやウエストバレーはバランスが良く、ノースバレーやセントラルバレーはキャラクターが弱い傾向があります。

 

新しい産地のオシデンタルバレーのナランジョ は、タラスと同じように優れた香味です。

 

カツーラ種がメインで香味に繊細さや複雑さが欠ける面もありますが、反面香味の安定性はあります。

 

高地産の豆は充分なボディがありますので、エスプレ ッソで使用すれば深みのある味を表現できます。

 

特徴

 

中米で最も早くコーヒー栽培を始めた国。

 

生産地は標高が高い地域が多い中でも、タラスは酸とコクのあるコーヒーで世界的に有名です。

 

POINT

 

コーヒーの品種はすべてアラビカ種。

 

標高の高い地で栽培された豆は酸が強く、コクがあります。

 

また、柑橘系のフレーバーが特徴的で、上品な味わいを 楽しめます!