コロンビア

コロンビアのコーヒー豆

 

コロンビアは、品種の改良からその香味を大きく変貌させ、

 

スペシャルティコーヒーマーケットでの失望は今も続いています。

 

ティピカ種の主要産地でしたが、量産のバリエダコロンビア種、カツアイ種が多く植えられ、

 

ティピカ種がなくなりつつあります。

 

本来産地によるテロワール(※1)の差が出やすい優れた産地ですが、品種の影響が大きく出ています。

 

世界2、3位の生産国ですが、スペシャルティコーヒーの産地としての魅力は乏しい状態です。

 

世界で最良のコクを生み出すアンデスの土壌を持ちながら、ハイブリット品種の重い香味に支配されています。

 

現在も小農家の豆を集め、エクスポーターのブランドが作られ輸入されている状態で、

 

単一農園の豆や品種が特定できる豆は、ほとんど流通していません。

 

※1)テロワール(terror) :ワイン業界において使われる言葉です。

 

土壌、日照時間、日照量 日光の当たる角度など、農作物が栽培されている特定の地域内における環境全体のことを指します。

 

輸出規格

 

スプレモ(Supremo)、エクセル , Celso で、スクリーンサイズの大きい方がスモです。

 

これらに産地指定などがつきますが、明確なトレサビリティ(生産履歴・原産地表示)は曖昧な場合がほとんどです。

 

品種

 

ハイブリッドのバリエダコロンビア種が最も多く、

 

次にカツーラ種でティピカ種は10%もないかもしれません。

 

香味

 

品種の混合が不明のため、香味はぶれやすいといえます。

 

ロットごとにきちんとチェックしていかないとブレンドにも使いにくく、

 

また、年間を通し生豆の鮮度もぶれやすく、安定性がありません。

 

本来、深くローストしても香味のぶれないコーヒーを代表する豆でしたが、

 

現在一般に流通してい る豆は、深くローストすると香味が重くなってしまいます。

 

しかし、この豆なくしてはしっかりした香味のブレンドは作れないのも事実で、

 

重要な産地であることに違いはありません。

 

特にフレンチローストのブレンドにコロンビアがなければ奥行きのある香味が作りにくく、

 

常に探し求めねばならない豆となります。ティピカ種は北部の州に少しは残っていますが、

 

アンデスの気候とは異なり、カリブ海の気候の影響を受け、

 

一般的には青草の香味が強く、ボディも弱い印象です。

 

その他、小農家が少量生産していますので、品種が混在しなければ、良い香味の可能性があります。

 

良いコロンビアのティピカ種の香味は、かすかな甘草、木、とうもろこしの 甘い香り、そしてリンゴ、オレンジのような酸味があります。

 

特徴

 

世界で3番目にコーヒーの生産量が多い国。

 

栽培されている品種はすべてアラビカ種。

 

甘い香りとまろやかな酸味が特徴。

 

POINT

 

コーヒーの生産量は世界第3位です。

 

甘味が強く、し っかりしたボディが特徴的ですが、

 

生産地の地理の多様性も反映して、味わいにも幅があります!